最近 AI という言葉を日本のニュースでよく聞くが
2016-11-30
最近 AI という言葉を日本の...

最近 NHK World のテレビニュースを見ていると医療診断に AI を活用するとか、コールセンターの顧客満足度の診断に相手の声を AI で分析するとか言う言葉よく聞くことがある。でもそれって今までコンピュータと単純に言っていたことを AI という言葉に変えただけで、本当に AI ではないのではないと思います。

マーケティング用語として日本で使われる色々な言葉が、本来の意味から外れている、誇大広告のように膨らんでいるような気がします。日本企業が米国に進出する場合、日本では常識でもアメリカでは???という事が結構多いのです。

また反対に米国から日本に進出する場合にもアメリカの企業からは考えられないことが日本には多くあります。このあたりを理解することも内倉社中の仕事のような気がします。

ちなみに、AI と言ううと基本情報とルールだけをコンピュータに与えると、周囲からインプットされた情報と自分の持つ基本情報とルールにしたがって、コンピュータが自分で物事を判断することを意味します。また、自分の行った判断をデータとして自分の将来の判断基準に自動的に加えること、押して失敗から学び必要に応じてルールの変更を行うことが AI には必要です。コンピュータが情報とルールに従って物事を判断するだけでは AI とはいえません。