2025-02-19
内倉憲一 ニュースレター Vo...

日本国内でホスティングビジネスが飽和状態?!

日本国内でホスティングビジネスが飽和状態にあるという話がありますが、果たして本当にそうなのでしょうか。ドメイン登録数の推移を調べれば、それが正しいか検証できるはずです。もし飽和状態にあるとするならば、新たな需要が減少し、ドメイン登録数が横ばいになるはずです。
 
日本における2001年から2024年までのドメイン登録数は以下の通りです:
 
- 2001年: 40,359件  
- 2002年: 33,189件  
- 2003年: 36,949件  
- 2004年: 47,393件  
- 2005年: 78,345件  
- 2006年: 65,811件  
- 2007年: 66,387件  
- 2008年: 71,028件  
- 2009年: 81,163件  
- 2010年: 88,812件  
- 2011年: 102,457件  
- 2012年: 121,576件  
- 2013年: 140,112件  
- 2014年: 158,479件  
- 2015年: 157,361件  
- 2016年: 178,800件  
- 2017年: 200,264件  
- 2018年: 230,311件  
- 2019年: 267,988件  
- 2020年: 357,150件  
- 2021年: 488,556件  
- 2022年: 570,736件  
- 2023年: 1,398,795件  
- 2024年: 2,629,408件  
 
これらの数字からも明らかなように、ドメイン登録数は毎年増加しています。日本国内でのオンラインプレゼンスの需要が依然として拡大していることは明確です。このデータは、ドメイン登録数が横ばいになるどころか、特に2020年代に入ってから急激な伸びを見せていることを示しています。これだけの新規登録があるということは、まだ多くの企業や個人がオンラインプレゼンスを求めていることを意味します。
 
では、これらの登録されたドメインはどこでホスティングされているのでしょうか?
 
日本におけるドメイン登録状況は以下の通りです:
 
 - 対象TLD(トップレベルドメイン)数: 710
 - 登録ドメイン数: 7,712,091
 - 世界市場シェア: 1.02%
 
これらのデータは、日本国内で管理・運用されているドメインの規模やその国際的な位置付けを示しています。
 
日本におけるドメイン登録数の内訳は以下の通りです:
 
- .com: 48.74%  
- .xyz: 7.68%  
- .net: 7.32%  
- .lol: 6.08%  
- .sbs: 5.69%  
- .cfd: 3.91%  
- .site: 3.21%  
- .info: 1.88%  
- .jp: 1.67%  
- .tokyo: 1.38%  
- その他: 12.44%  
 
これらのデータは、日本におけるTLD(トップレベルドメイン)の利用傾向を示しており、.comが圧倒的なシェアを占めています。
 





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