アメリカが他の国と違うところ
2025-09-03
アメリカが他の国と違うところ...

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日本とアメリカの違い ― 銃と自衛権について
日本とアメリカの違いを考えたことがありますか。土地の大きさ、人口の多さ、人種や宗教の多様性など、さまざまな差がありますが、私が最も特徴的だと思うのは「銃を購入できる国かどうか」という点です。
 
アメリカで銃を買う人は、銀行強盗や殺人のために購入するわけではありません。また、自殺を目的にしているわけでもありません。実際に最も多い理由は「自衛」です。アメリカの憲法は国民に自衛権を保障しており、その手段として銃の所持を認めています。
 
もちろんこれは泥棒などに対する個人の防衛も含まれますが、根本的に大きな意味があります。それは「国家そのものに対する自衛権」です。もしアメリカが中国のような全体主義国家になった場合、国民にはその国家から自らを守る権利が憲法によって与えられているのです。
 
一方、アメリカ以外の多くの国では国民から武装を取り上げようとします。つまり国が暴走したとき、国民には戦う手段がないということです。歴史を振り返っても、ナチス・ドイツを含め、独裁政権が最初に行ったのは国民の非武装化でした。
 
私はこれを非常に恐ろしいことだと感じています。銃の非所持を進めようとする人々の考え方は、表現は違っても中国共産党と同じ方向を向いているのではないでしょうか。アメリカが憲法で守っている「国から自分を守る権利」は、自由社会の根幹に関わる大切なものだと私は思います。
 
 





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