内倉憲一 ニュースレター Vol. 360 技術を語るのではなく、価値を語るマーケティングを
2025-10-22
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技術を語るのではなく、価値を語るマーケティングを

 

多くの会社が「この製品はこういう機能があります」「このサービスではこんなことができます」と説明します。しかし、こうした説明は、残念ながらお客様にはなかなか響きません。なぜなら、お客様が知りたいのは“機能”ではなく、“それを使うことで自分がどう良くなるのか”だからです。

たとえば、ある会社が「この掃除機はサイクロン方式で吸引力が高い」と言っても、興味を持つ人は限られます。
しかし、「この掃除機なら、毎日3分の掃除で部屋がピカピカになります」と言われたらどうでしょう。多くの人が「それなら自分の生活がラクになりそうだ」と感じます。技術の話ではなく、お客様が得られる結果を伝えているのです。

ITサービスにも同じことが言えます。
「このシステムはAIを使っています」ではなく、「このシステムを使えば、毎日2時間かかっていた作業が30分で終わります」と伝える方が、お客様にとって圧倒的に理解しやすく、魅力的です。

営業やマーケティングの本質は「売る側の視点」ではなく「買う側の視点」に立つことです。
どんなに優れた技術でも、それが“お客様にどんな価値をもたらすのか”を説明できなければ意味がありません。

お客様の立場になって、「このサービスを使ったら、私の生活や仕事がどう変わるのか?」という問いに明確に答える。それが伝わるメッセージであり、信頼を生む営業とマーケティングの第一歩です。

PSPINCでは、技術を誇るのではなく、お客様が得られる価値を伝えることを大切にしています。あなたの会社でも、機能説明から“価値の物語”へメッセージを変えてみませんか?





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