内倉憲一 ニュースレター Vol. 368 同じことを続けても結果は変わる ― ビジネスに必要な“進化”の視点
2025-12-17
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同じことを続けても結果は変わる ― ビジネスに必要な“進化”の視点

「同じことをして違う結果を求めるのは気違いである。」
アインシュタインの言葉としてよく知られています。

科学や数学の世界では確かに正しい考え方ですが、ビジネスの世界はまったく異なる法則で動いています。同じことをしていても、時代・環境・価値観が変われば結果も変わるのです。

過去の成功は、未来の成功を保証しない

どれだけ成功したビジネスであっても、その成功が永遠に続くとは限りません。

  • 技術の進化
  • 消費者マインドの変化
  • 政治・経済の影響

これらの変化は避けられず、ビジネス環境は常に揺れ動いています。そして重要なのは、経営者は過去の成功にしがみついてはいけないということです。

成功しているときこそ、次のステップを考えるべきであり、常に「世の中がどう変わるのか」「これから何が求められるのか」を見極め続けなければいけません。

今までと同じことをして、同じように成功するとは限りません。逆に、これまでうまくいかなかったことでも、環境や発想が変われば成功のきっかけになることも十分あります。

ビジネスは継続ではなく“進化”で生き残る

アインシュタインの言葉をネガティブに受け取る必要はありません。
むしろ、
「変化に対応する者だけが生き残る」
という強いメッセージとして捉えるべきです。
時代が変われば結果は変わる。
だからこそ、私たちも変わり続けなければなりません。

最後に

ビジネスの未来は、過去の成功ではなく、これからの進化でつくられるものです。経営者に求められるのは、現状に満足することなく、常に次を見据える姿勢です。そしてこの姿勢こそが、長く愛される企業を生み、継続的な成長へとつながります。

 
 





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