バブルという言葉の起源と言われる事件
2026-01-20
「経済バブル」という言葉は、日本の1980年代を連想させますが、その起源ははるか昔、18世紀イギリスにあります。1720年に起きた南海泡沫事件(South Sea Bubble)は、世界で最初に「バブル」と呼ばれた経済事件とされています。
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バブルという言葉の起源と言われる事件
「経済バブル」という言葉は、日本の1980年代を連想させますが、その起源ははるか昔、18世紀イギリスにあります。1720年に起きた南海泡沫事件(South Sea Bubble)は、世界で最初に「バブル」と呼ばれた経済事件とされています。
当時の南海会社(South Sea Company)は、南米との貿易によって莫大な利益を得られると喧伝されていました。しかし、その多くは具体的な裏付けのない期待にすぎず、実体経済とは大きくかけ離れていました。それにもかかわらず、株価は急騰します。人々は理屈よりも雰囲気に流され、一般市民だけでなく、貴族や政治家までもが投機に熱狂しました。
やがて、幻想は崩れます。実際には十分な利益など存在しないことが明らかになると、株価は一気に暴落し、多くの人が財産を失いました。この出来事を当時の人々は皮肉を込めて「South Sea Bubble(南海の泡)」と呼びました。大きく膨らみ、見た目は華やかでも、中身は空で、ある瞬間に消えてしまう。その様子が「泡」に重ねられたのです。
ここで、バブル=実体を伴わない幻想による価格高騰という意味が定着しました。300年以上経った今も、金融市場や経済の世界で同じ言葉が使われ続けているのは、人間の期待と欲が時代を超えて変わらないからでしょう。歴史は、静かに同じ教訓を繰り返し私たちに示しています。
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