なんでも知っている人
2026-03-17
なんでも知っている人...

「なんでも知っている人」
 
ビジネスの場でも日常でも、「それ知っています」「やったことあります」とすぐに答える人がいます。一見、経験豊富で頼りになるように見えますが、実はこういう人はあまり好かれません。
 
なぜか。
 
それは、相手の話を“奪ってしまう”からです。
 
人は誰でも、自分の話を聞いてもらいたいものです。特に、自分の経験や考えを共有しているときに、「それ知ってる」と言われると、そこで会話が終わってしまう。話し手は、「もうこの人に話しても意味がない」と感じてしまいます。
 
これはビジネスでも同じです。営業でも、マネジメントでも、人との関係を築く上で一番大切なのは「知識」ではなく「信頼」です。そして信頼は、自分が話すことではなく、相手の話をどれだけ聞けるかで決まります。
 
私は長年ビジネスをしてきて思うのですが、「知っていること」をアピールする人より、「知らないことを素直に聞ける人」の方が、結果的に多くの情報を得て、成長も早い。そして何より、人から好かれます。
 
会話の主役は、自分ではなく相手です。
 
相手の話に耳を傾け、「それはどういうことですか?」「もっと教えてください」と一歩引いて聞く姿勢が、相手に安心感を与えます。その積み重ねが信頼になり、やがてビジネスにもつながっていきます。
 
知識は後からでも身につきます。しかし信頼は、日々の会話の中でしか築けません。
 
だからこそ、「なんでも知っている人」になるより、「しっかり話を聞ける人」でありたいと、私は思っています。
 
 





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