オートバイが自動車より先だった?
2026-05-26
オートバイが自動車より先だった...

オートバイが自動車より先だった?
世界初の内燃機関式オートバイは、世界初の実用的なガソリン自動車よりも少し早く誕生したことをご存じでしょうか。
 
1885年、ドイツの発明家ゴットリープ・ダイムラーとヴィルヘルム・マイバッハは「ダイムラー・ライトワーゲン(Daimler Reitwagen)」と呼ばれる乗り物を製作しました。木製のフレームに小型ガソリンエンジンを搭載したもので、現在では世界初の内燃機関式オートバイと考えられています。
 
実は、このダイムラーという名前は後の「ダイムラー・ベンツ」のダイムラーです。当時の目的はオートバイを作ることではなく、新しく開発したガソリンエンジンの性能を実証することでした。
 
その翌年の1886年、カール・ベンツが「ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン」を発表します。こちらは最初から自動車として設計され、特許を取得し、販売も行われたため、世界初の実用的なガソリン自動車とされています。
 
つまり、歴史を振り返ると、
 
「最初のオートバイは、最初の実用的な自動車より少し早く登場した」
 
のです。
 
さらに興味深いことに、オートバイの祖とされるダイムラーと、自動車の祖とされるベンツの会社は後に合併し、「ダイムラー・ベンツ」となりました。
 
現代の自動車産業とオートバイ産業のルーツは、実は同じ時代のドイツで、わずか1年ほどの差で生まれていたのです。
 
 





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