同じものを頼まない日本人
2026-08-26
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同じものを頼まない日本人
日本で食事をすると、二人が同じものを注文することは意外と少ないように思います。せっかく二人で来たのだから、一人は魚、一人は肉、もう一品はサラダや揚げ物というように、違うものを頼んで少しずつ分け合います。
日本には「取り分ける」文化があります。一つの料理をみんなで少しずつ食べることで、いろいろな味を楽しむことができます。これは単に量の問題ではなく、食事そのものを共有する感覚なのだと思います。
海外、特にアメリカでは、一人ひとりが自分の料理を注文し、自分の皿を食べるスタイルが一般的です。そのため、日本人が料理を分け合う姿は、海外の人から見ると少し不思議に見えるかもしれません。
逆に日本人から見ると、海外の大きな一皿料理を一人で食べるスタイルに驚くことがあります。「同じ味をこんなにたくさん食べられるのか」「少しずついろいろ食べたくならないのか」と思ってしまうのです。
どちらが良い悪いではありません。海外では「自分が選んだ一皿を楽しむ」。日本では「いろいろなものを少しずつ楽しむ」。食文化の違いは、人との距離感や食事の楽しみ方の違いでもあります。
日本の取り分け文化には、分け合うことで場を楽しむ、日本らしい温かさがあると思います。
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