スーパーコンピューターを95%安く作る方法
2026-08-27
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スーパーコンピューターを95%安く作る方法
これは「発想を変える」ことの面白い実例です。
これは「発想を変える」ことの面白い実例です。
2010年、米国空軍研究所(AFRL)は「Condor Cluster」と呼ばれるスーパーコンピューターを開発しました。しかし、高価な専用コンピューターだけを使ったわけではありません。なんと約1,700台のSony PlayStation 3を利用したのです。
このアイデアを進めた研究者の一人が、AFRLのRichard Linderman博士でした。
当時のPlayStation 3には、Sony、IBM、東芝が共同開発した高性能なCellプロセッサーが搭載されていました。本来はゲーム用ですが、多くの計算を同時に処理する並列計算にも優れていました。
研究チームは、まず少数のPlayStation 3を接続して実験。それがうまくいったため規模を拡大し、Condor Clusterを完成させました。
建設費は約200万ドル。当時、同等クラスのシステムを従来の方法で構築すれば数千万ドルかかるとされ、大幅なコスト削減を実現しました。条件によっては約95%の削減です。
この話の本質はPlayStationではありません。
同じものを少し安く買うことだけがコスト削減ではないのです。
「同じ目的を、まったく違う方法で達成できないか?」
その発想こそが、イノベーションなのだと思います。
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