欧米が中国車を警戒する
2026-08-29
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中国がテスラを警戒するなら、欧米が中国車を警戒するのも当然ではないか
数年前、中国では一部の軍事施設や政府関連施設へのテスラ車の乗り入れが制限されました。
数年前、中国では一部の軍事施設や政府関連施設へのテスラ車の乗り入れが制限されました。
理由は何でしょうか。
現在のテスラには、カメラ、各種センサー、GPS、インターネット接続機能、高度なソフトウェアなどが搭載されています。中国政府は、こうした機能によって周囲の機密情報が収集される可能性を安全保障上のリスクとして考えたのです。
中国の立場から考えれば、その心配は理解できます。
しかし、それなら欧米諸国が中国製の自動車に対して同じ心配をすることも当然ではないでしょうか。
現在のEVは、単なる自動車ではありません。「タイヤの付いたコンピューター」と言ってもよい存在です。複数のカメラ、マイク、GPS、通信機能、ドライバー情報、クラウドサービスなどを搭載し、ソフトウェアを遠隔から更新することもできます。
もし中国製のコネクテッドカーが、軍事基地、政府施設、データセンター、空港、防衛関連企業などに日常的に出入りしたらどうでしょう。
実際にスパイ活動をしているという証拠がなくても、その車には周囲の情報や位置情報などを収集できる「能力」があります。
これはBYDをはじめとする中国メーカーがスパイ活動をしている、と言っているのではありません。
問題は「実際にやっているか」だけではなく、「技術的に何ができるのか」「収集されたデータはどこへ行くのか」「誰がそのデータや車両にアクセスできるのか」ということです。
中国がテスラの能力を安全保障上のリスクとして警戒するのであれば、欧米諸国が中国製コネクテッドカーに対して同じ基準で考えることも不自然ではありません。
安全保障の考え方は、一方通行であってはならないと思います。
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